SOSの出し方教室(5・6年)
5・6年生を対象に、髙橋聡美先生を講師にお招きして「SOSの出し方教室」を行いました。
タイトルは~自分と誰かを大切にするために~
髙橋先生は、心の健康を守る活動を全国で行っている専門家で、子どもたちが「困ったとき」「つらいとき」にどうやって助けを求めればよいかを、わかりやすく教えてくださいました。
また、「どんなあなたでもOK」という先生の言葉で、もっともっと自分のことを好きになっていいんだな、自分のことも周りの人のことも大切にしたいなあと思う1時間でした。
子どもたちは真剣な表情で話を聞き、教室の雰囲気もとても温かいものとなりました。教室終了後には、明るい笑顔があふれていたのが印象的でした。
髙橋先生の言葉は、子どもたちの心にしっかりと届いたようです。
私たち大人が心がけたいこと
この教室を通して、子どもたちが「助けて」と言える力を育てるには、私たち大人の姿勢もとても大切だと改めて感じました。
-
子どもの声に耳を傾けること
すぐに答えを出そうとせず、まずは「話してくれてありがとう」と受け止める姿勢が、子どもに安心感を与えます。 -
「困っているかもしれない」と気づく視点を持つこと
子どもは言葉にしづらい気持ちを抱えていることがあります。表情や行動の変化に気づき、声をかけることが大切です。 -
「助けを求めることは勇気ある行動」と伝えること
弱さではなく、強さの一つとしてSOSを出すことの価値を、私たち大人が言葉にして伝えていきましょう。
今後も、子どもたちが安心して「助けて」と言える環境づくりを、学校と家庭、地域が一体となって進めていきたいと思います。
コメント